【ハードウェア】サンケンSRU-152のUPSバッテリー交換

ハードウェア全般

はじめに

AS400にUPSのSRU-152を接続しているのですが、突然のアラーム音。
エラー調べるとバッテリー寿命。
今年に入ってUPSのバッテリー寿命による交換は4台目。
なぜか重なります。

UPSの仕様

対象のUPSは、サンケン社のSRU-152。
調べるとホットスワップに対応しているので、AS400本体の電源を落とさずにバッテリー交換が可能。
発注した交換用バッテリーは、UPS本体のファンも交換を推奨しているらしく付属していました。

手順

作業の効率上ファンを交換し、その後にバッテリーを交換する事とする。

ファンの交換

1:フロントパネル下側を外す。
青いボタンを押しながら手前に引くと簡単に外れる構造。
2:メンテナンスのディップスイッチを、OFFからONへ切り替える。
(バッテリー保守ランプが点灯する)
3:バッテリ・ファン保守用ネジを外す。
4:金属用パネルを外す。
(ブザー音がなり始める)

5:フロントパネル上側を外す。
パネル上部を下へ押しながら、下部を手前に引けば外れます。
6:ファンのコネクタを外す。
7:ファン固定用のネジを2箇所外す。
以上で、ファンの取り外しができる。

ファンを外すとホコリがびっしりと、紙上になって付着している。
90%以上覆われてファンの機能が果たせず、内部へ風を送る事ができません。
掃除機できれいに吸い取り、取り付けは外した場合と逆の手順。
(ファンは手前と奥で取付方向を間違えないようにしないと、風の向きが逆になるので注意)

ファン交換後はバッテリ交換も行うので、フロントパネル上側まで装着を行う。

バッテリの交換

かなり縦長のバッテリです。

1:バッテリコネクタを外す。

2:バッテリを手前に引き出して取り出す。
3:新しいバッテリを組み込み、コネクタを接続。
4:金属パネルをネジで止める。
5:メンテナンススイッチをOnからOffにする。
(ブザー音が鳴り止みます)
6:バッテリ保守スイッチを、5秒以上ペンで押す。
7:フロントパネル下側の取り付け。

まとめ

今年に入って4台目のバッテリ交換。
ホットスワップ対応のUPSは高価ですが、接続機器の停止も必要無く作業者の負担も軽減される。

UPSバッテリーはいつ災害や障害が来るのかわからないので、早め早めの交換が二次災害を防ぐ。

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