前回ESXiからProxmoxへの移行作業について記事を書き、Linux系については何ら問題無く移行は完了。
しかしWindowsについては、起動時にブルー画面が表示される状態に。
起動できるように対処したので、その状況を残しておく。
対策
事前準備
最新バージョンのvirtioのisoファイルをダウンロード。
ダウンロードしたisoファイルを、Proxmoxのlocalへアップロード。
仮想マシンのハードウェアからCD/DVDドライブを選択し、StorageとisoImageを選択し追加。
仮想マシンでの作業
ハードディスクを選択しDetuch。
Unused diskになったディスクを選択し、Bus/DeviceをIDEに変更し追加。
(この状態でとりあえず起動。以降、パフォーマンス向上の作業を行う。)
起動後はCDドライブから、virtio-win-gt-x64.msi及びvirtio-win-guest-tools.exeをインストールし、完了後シャットダウン。
追加したハードウェアのCD/DVDドライブを削除。
ハードディスクを選択し、デタッチ。
Unused diskになったディスクを選択し、Bus/DeviceをVirtIO Blockに変更し追加。
SCSI ControllerをVirtiO SCSIに変更し、NetworkDeviceもVirtIOとして追加。
まとめ
仮想マシンのディスクがSCSIのままでは、LinuxのようにWindowsでは起動しない。
IDEへの変更で起動する事は可能になるがパフォーマンスが悪い。
VirtIOのドライバ導入によってディスク及びネットワークのパフォーマンス向上を得る。
というのが一連の作業の流れ。
これでESXiからの移行は、Linuxに加えてWindowsも比較的簡単に移行する事ができた。
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