【Windows10】ブルースクリーンで再起動が頻発する調査(KP41)

Windows系

PC使用後そのまま放置していると、いつの間にかサインイン画面(サインアウトされてしまう)になると報告があり、しかも数時間に数回発生していると報告を受けました。
状況把握の為にイベントビューワーを参照すると、重大なエラーとして記録されていました。
ちなみにPCは、Dell製のOptiPlex3070です。

イベントビューワーの情報

イベントビューワーの重大なエラーをもう少し見ていきます。
エラー内容はKernel-PowerでイベントIDが41です。(KP41)
見事に数時間に数回毎日ログが残っており、その後にブルースクリーンが表示されて再起動されているようです。

更に詳しく見る為に、イベントビューワーで詳細タブを押して見てみます。

BugcheckCodeが24と表記されていました。
このコードの内容は、バグチェックコードリファレンスに記載されています。
但しここに表記されているコードは10進数で、バグチェックコードリファレンスのコードは16進数です。
24を16進数に変換すると18です。(10進から16進へ変換してくれるWebツールがあります)

原因と対策は?

バグチェックコードリファレンスの18を参照すると、「REFERENCE_BY_POINTER」です。
リファレンスによると原因は、ドライバ関係との事。

まずはOSのアップデート、ドライバの更新、BIOSの更新を行ってみましたが、ブルースクリーンになり再起動が発生してしまいました。(ムム・・・)

次にPCに接続されているデバイスを全て排除して様子見。(いけるかな?・・・)
10分もしない間に、再起動がさく裂!

更に設定から「アプリと機能」でインストール日付で並び替え、最近インストールされたアプリを見てみる。
Dell SupportAssistが先頭にあり、しかも違う日付でDell SupportAssistがもう一つあり重複している模様。(これは何か怪しい!!)
2種類のアプリを削除して様子見・・・

1時間経過してもブルースクリーンも再起動も発生せず!
解決した!かも?

まとめ

まさかのDell純正アプリが原因でした。
しかし削除したままではチェックや自動更新も行われない為、不便になる事があるかも・・・
今後はDell SupportAssistを改善してもらうしかないので、しばらくこのままで様子見です。
ちなみにDell SupportAssist Remediationは残したままにしています。

急なトラブル解決は、ログ参照と正常時との比較をするのが近道ですね。

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