【レビュー】サンワサプライの卓上の湿度計を入手し、他の湿度計と計測値を比較

レビュー

はじめに

以前購入したA&Dの湿度計はコンパクトなので、毎回職場へ持って計測していました。
しかしその持ち運びが面倒なのと、持っていくのを忘れた場合は全く計測できなくなるので職場専用にしました。
今回は自宅用に、卓上タイプのサンワサプライの湿度計を導入してみる事にしました。

計測値を比較

念の為、サンワサプライとA&Dの2機種の計測値を比較してみました。
両機種共に、約20秒毎に計測値の表示が更新されるようです。
値が安定するまでしばらく放置。
温度は23.0と22.9であまり誤差は無いものの、湿度と絶対湿度が違いすぎます。

絶対湿度は、温度と相対湿度から算出できるので計算してみます。
「絶対湿度 計算」などで検索すると、ホームページで計算してくれるサイトがたくさん出てきます。

計算すると「A&D AD-5687」の方はほぼ計算通りになりますが、「サンワサプライ CHE-TPHU2WN」の方はマイナス0.5前後の誤差が出ているようです。
この計算の誤差 + 湿度の誤差(5%~9%)から、絶対湿度の値にかなりの差が出ている事がわかります。

液晶が見えにくい

明るい所でははっきりと数字が見えるのですが、少し暗いところでは見えにくいです。
表示が液晶の文字盤とかぶってしまい、かなり読み取りにくいです。

まとめ

これだけ計測値が違うと、絶対湿度を重視する目的に使用する事ができません。
しかし、その誤差 (相対湿度や絶対湿度が低い) を踏まえて使用すれば問題は無いでしょう。

ちなみに夏場に使用するWBGTの値は、2機種共にあまり誤差はありませんでした。

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