【Windows】Windows11の導入前チェック

Windows系

はじめに

Windows11がダウンロード可能になりアップデート後の動作チェックを行う為、何台かをアップデートする事にしました。
Windows11においては事前に該当のPCが更新可能か否かのチェックができるので、早速何台かチェックを行ってみました。

事前チェック

まずは「PC 正常性チェック アプリ」をダウンロードします。
Windows11のページ最下部にある「互換性の確認」の欄から、アプリのダウンロードを行います。

ダウンロード後、実行してみます。
問題無くWindows11へアップグレード可能な場合は、以下のように表示されます。
Windows11をダウンロードして、アップデート作業を行います。

Windows11へのアップグレードが不可能な場合、次のようになります。
不可能な場合は主にTPMかCPUの問題だと思われます。

TPMについて

TPMが検出されないと表示されている場合は、BIOSで無効になっている可能性があります。
一度BIOSを確認して無効になっている場合は、有効にしましょう。

TPMが有効になっても1.2の場合は、アップデート不可です。
デバイスマネージャーで確認してみましょう。

2.0が認識している場合は、問題ありません。

CPU

Windows11のプロセッサの要件を見ると、Intelの場合は基本的にCoffee Lake(8世代)以降でないと対応されていないようです。

まとめ

5年以上前のPCについては、Windows11へのアップグレードはほぼ不可能です。
Windows11にアップグレードできなくても、Windows10のサポート終了の2025年までは継続して使用可能です。

事務用途のビジネス利用なら、今はまだWindows11にアップデートするメリットよりもデメリットの方が大きいと思われます。(既に動作不安定な箇所が何点か発見されました)
既存ソフトウェアやハードウェアの影響も懸念されるのでWindows11へは動作テストをしっかり行う必要があり、旧機種においても数年かけてリプレースすればいいでしょう。

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