【MacOS】Big Sur(11.6)にアップデート後、Appcelerator Studioが起動しなくなった対処

MacOS

はじめに

MacOSをBig Surにアップデート後、xcodeのアップデートも含めていろいろと動作確認をしていたのですが、Appcelerator Studioが起動できない事が判明しました。
起動時に「Failed to create the Java Virtual Machine」とダイアログが表示されます。
今回のこの件についての対処をしましたので、手順を残しておきます。

対処手順

主な手順は、
1:JDKのパス確認
2: AppceleratorStudio.iniを開く
3:JDKのパス設定を追記

1:JDKのパス確認

ターミナルでコマンドを実行します。

appc ti info -t jdk

Java Homeがパスになりますので、文字列をコピーしておきます。

AppceleratorStudio.iniを開く

viなどのエディタを使用して、 /Applications/AppceleratorStudio.app/Contents/Eclipse/AppceleratorStudio.ini を編集する為に開きます。

JDKのパス設定を追記

-vmargsの直前に、以下内容で行を追記します。

-vm 
<Java Home>/bin/java

以下のように編集しました。

まとめ

Big Surのアップデートにより、他のアプリも同様に影響が出て正常に動作しないものがあるようです。
Windows系よりもMacOSの方が、アップデートにより動作しなくなったり仕様が変わったりする可能性は高いので比較的遅めに更新したいのですが、開発環境などはすぐに更新しないといけない事も多く悩みどころです。

他にもBig Surのアップデートで影響が出た部分があれば、随時記録として残していきます。

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