【レビュー】水道蛇口のポタポタ出てくる水漏れを直してみた

レビュー

はじめに

今回は商品レビューでは無く、作業レビューとなります。
比較的誰にでも作業ですので、参考になればと思い記事を書きました。

早朝、玄関を出ると一面水びたしに!
水道の蛇口を見ると、ポタポタと水滴が定期的に出ています。
この水道は数年前に設置した比較的新しいので、経年劣化では無く何か蛇口に挟まっていると判断して分解してみる事にしました。

手順

まずは、工具の準備。
プライヤーとラジオペンチの2種類あれば大丈夫です。

分解するのはこのような、よくある立水栓です。

蛇口を分解する前に。止水が必要です。
止水せずに分解すると、水が止まらずに大変な事になってしまいます!
何かトラブルがあった時にも役立つので、止水できる場所は確認しておきましょう。

蓋を開けてみます。
水道メーターと、止水栓が出てきました。
赤丸の部分の止水栓が水平で開いている事になります。
これを閉める為に、垂直へ捻ります。

赤丸の部分が垂直状態で、水道は供給されなくなります。

止水栓がきちんと閉まっているか、蛇口を開けて確認します。
止水栓から蛇口まで水が溜まっているので、ある程度水を出し切ります。

赤丸部分を緩め、蛇口のハンドルを外します。

四角部分をプライヤーで外します。

外すとこんな感じの部品(スピンドル)が出てきます。
このネジの切り込みがある事によりハンドルを回すと、スピンドルが上下に動く仕組みになっています。

外した蛇口側を見ると、芯のような部品(ケレップ)が見えます。
先ほどの外したスピンドルによりこのケレップが、上がったり押されたりして水が出てり止まったりします。

ラジオペンチで芯を掴み、引き上げてみましょう。

これがケレップです。
ゴムのパッキンで水をせき止めています。
蛇口を閉めたときに水漏れする事は、このケレップのゴムが劣化が考えられます。
その場合は、部品ごと交換しましょう。

今回の水漏れの原因は、このケレップのゴムに細い糸くずのようなものが絡んで挟まっていました。
細かな糸くずでも、ゴムの隙間から水が漏れてしまうんですね。

まとめ

単水栓は、比較的単純な構造です。
単純な水漏れなどは、数分もあれば問題解決できると思うので自分でできるようになっておけばいいと思います。

今回は蛇口の水漏れでしたが、スピンドルからの水漏れの場合があります。
スピンドル内にもゴムのパッキンが入っているので、だいたい水漏れの原因はスピンドルかケレップの2択になるのでしょうね。
交換する場合は、サイズがあるので注意です。

止水栓の場所は今回の作業に関係なく、事前に調べましょう。
突然水が出て止まらなくなったり、地震等で破損する可能性もあります。
屋内で水漏れが発生すると一大事です。
止水栓を閉めれば水は止まるので、家の中が水浸しになる事が防止できます。
すぐに確認する事をおすすめします。

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