【ハードウェア】15年以上も運用し続けたPCがとうとう起動しなくなった出来事

ハードウェア

はじめに

あるPCが起動しないと連絡が入る。
が、そのPCは自分がいる地点から700km以上も離れた場所。
早急に復旧しないと、業務に支障が出る。
とにかく現状把握をする為に、電源投入時のビデオや写真を入手した。

原因と対策

電源投入後からモニタに一切信号がきておらずディスクランプも点灯しないのでマザーの故障と判断し、更に業務使用を最低限に抑えるべく早期復旧を行う為にすぐ代替機の準備を初める。
周辺機器やソフトの状況を調査し機種選定を行うと、OSはWindowsXPでないと不可能という事が判明。

倉庫からWindowsXPが搭載されている古いPCを探し出し、必要なソフト、周辺機器のドライバを入れて出荷。
2日後には無事にPCも到着し、ソフトも周辺機器も動作する事が確認できた。

また問題発生

PC故障時はソフトと周辺機器だけの復旧で、ディスク中身のデータ復元は不要と聞いていた。
しかし実際にデータ復元は必須で、故障したPCを発送してもらう。

中を開けると・・・

埃が満載!
この時点で、手が真っ黒(笑)

埃というよりも、砂埃と言った表現が合ってるかもしれない。
ディスクを外す前に汚れを取らないと、周辺にも埃が舞って迷惑がかかると思いすぐに清掃!

分解してディスクを外すと、ハードディスクのコネクタはSATAではなくIDEだった。
(古いPCなので当然IDEですね・・・)

ハードディスクの救出は多けれど、近年はSATAばかりでIDEは久しぶり。
どうやって抜き出すか・・・

こういう便利なものがあったのを忘れていた。
IDE→USB変換ケーブル!!

まとめ

今回の様な古いPCやOSを使用している所は、まだまだたくさんある。
障害発生しても、短時間で復旧できるような仕組みを作っておく事は非常に大事な事。

今回は運良くWindowsXPの代替機が見つかり延命処置できたが、流石に次の障害までにはハード、ソフト共にリプレースをしたい。
費用をあまりかけられない場合は、最新PCのハードウェアを使用して仮想でWindowsXPで動かす方法もあり。

PCを倉庫や工場等に設置している場合は、どうしても砂埃、油を含んだ埃もある。
定期的にPCのケースを開けてエアブローなど、定期定期な清掃をおすすめしたい。

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