【ハードウェア】ノートPCが突然、通電せずバッテリーも充電できなくなった時の対策

ハードウェア

はじめに

ノートPC使用中、バッテリーアラームが表示。
バッテリー稼働時間は約30分というような古いPC。
すぐに充電切れが発生するので、電源は常時供給でコンセントは差しっぱなし状態だった。

にも関わらず、バッテリーアラーム。
いよいよ引退の日が来たか!と思いつつ、調査をしてみた。

原因追求

通電しない原因は、だいたい次の原因が考えられる。
1:電源コンセントの抜け
2:AC/DCアダプターのケーブル抜け
3:PCと電源コネクタの抜け
4:AC/DCアダプターの断線
5:AC/DCアダプターの故障
6:バッテリーの寿命
7:PC側の基盤故障

復旧の安易さの順番で洗い出し、上から順番にチェックする。
7以外なら、部品を別のものにして基本的に復旧は容易だと思われる。

コンセントやアダプターのケーブル類は、全てしっかりと接続されていた。
(1~3は問題なし)
次にアダプターを確認する為に、テスターで電圧を計測。
(該当のコネクタは、中心がプラスで周辺がマイナス)
なんと、0V・・・原因はコレ!
電気が流れていないので、当然通電はしない!

さてどうするか・・・

ACアダプターの入手方法はいくつかあるが、中古販売ショップで入手する場合は通電確認されていないジャンク品として扱われている場合が多く、安いが動作しないリスクがある。
ネット販売で動作保証されているものを、中古で入手する方が確実。

今回、PC側のコネクタ側の線をはさみで切断してテスターでチェックすると、
アダプターからの出力は正常。(測定位は20V)
コネクタを自作で接続すれば復旧できるが、コネクタを購入する手間や作業時間を考慮して今回は購入することに。

結局ACアダプターの型番で調べていると、いいものを発見。
新品?のバルク品で、見事にPCは復旧できた。

まとめ

ノートPCで充電できなくなった事や電源が入らない場合、PC本体の故障ではなく今回のようにACアダプターが故障している場合がある。
PC本体が故障と諦めずに、テスターで計測すれば判明するので一度試してみるといい。

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