Windows11搭載PCが、急に重くなったと報告が入りました。
タスクマネージャーで確認すると、CPU使用率が常時100%。
下がる気配は無さそうです。
原因をひとつずつ探りながら対処してみました。
調査内容
1:ハードウェアのチェック → 問題なし
2:セーフモード → 問題なし
3:ドメインからローカルアカウントでログイン → 問題発生
4:スタートアップ全削除 → 問題発生
5:サービス削除 → 問題発生
デバイスマネージャーで何ら問題はありませんが、ここまでくると何らかのドライバの読み込み影響している可能性があります。
全てのドライバを最新に更新するなどというものでは解決できない状態です。
ハードウェアに依存しない何らかのデバイスドライバが、いつの間にかインストールされたのでしょう。
ドライバー検討ツール【verifier】で現状を把握してみます。
管理者でコマンドプロンプトから【verifier】で起動。
さまざまな検証を行ったが解決せず。
そこで、最終手段!
影響の低いドライバを強制的にひとつずつ削除していきます。
まずは読み込まれているドライバ確認を行います。
管理者でコマンドプロンプトから
pnputil /enum-drivers | more
ひとつずつ削除対象となるドライバの公開名を控えていきます。
サードパーティ製のドライバであるoemxx.infを再優先としました。
控えたリストから以下コマンドで削除。
pnputil /delete-driver oemxx.inf /force
再起動後、見事にCPUの負荷は無くなりました。
まとめ
いつの間にか混入したドライバがCPUを消費し続け、該当のドライバ削除で解決しました。
特にデバイスマネージャーに依存しないようなドライバは、pnputilでひとつずつ参照していくのが良さそうです。
解決してよかった!
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