ProxmoxでVE本体やPBSでバックアップを取得したい場合、外付けHDDを追加したい場合がある。
その場合の接続及び再起動時の自動再接続の有効化設定を行った。
ディスクの接続
1:デバイスの接続確認。
pveの場合はノードを選択後メニューの【ディスク】、pbsの場合はメニュー【管理】-【ストレージ/ディスク】で行う。
(以降、/dev/sdbとして表記)
2:パーティション作成
fdisk /dev/sdb
3:デバイスをフォーマット
mkfs.ext4 -m 0 /dev/sdb1
4:マウント
mkdir /vm_backup
chmod 777 /vm_backup
mount -t ext4 /dev/sdb1 /vm_backup
5:再起動時の自動マウント
ディスクのUUIDを確認
blkid /dev/sdb1
以下のようにUUIDが表示される。
/dev/sdb1: UUID=”**********” TYPE=”ext4″
vi /etc/fstab
以下の行を追加
UUID=********** /vm_backup ext4 defaults 0 0
マウント終了後、pveでは【データセンター】からメニューの【ストレージ】、pbsの場合はメニュー【データストア】内の【データストア追加】から使用できるように設定する。
まとめ
Proxmoxのバックアップについては、本体内、本体と外部ディスク接続、クラスタ化、PBS、PBSと外部ディスク接続などなどいろいろな方法が考えられる。
いずれにしても用途や運用方法にもよるが、ダウンタイムを最大限少なくする方法を選択すれば良いと思う。
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