ハードウェアのスペックアップの為、Proxmoxでクラスタ設定を行いマイグレート。
マイグレート後は問題無く動作しているので、クラスタを削除する事にした。
クラスタ削除
クラスタは1号機(proxmox)で作成し、2号機(pxmx)から参加という状態。
まずは1号機で現状確認。
pvecm nodes
Nodeid Votes Name
1 1 proxmox (local)
2 1 pxmx
そして2号機のノードを削除。
pvecm delnode pxmx
Killing node 2
unable to open file ‘/etc/pve/corosync.conf.new.tmp.901086’ – Permission denied
ノード削除の結果確認。
Nodeid Votes Name
1 1 proxmox (local)
しかし1号機の管理画面では、2号機は×印は表示されているものの残ったままとなっている。
2号機から見ても同様に残っています。
2号機をノード接続前に戻す
1号機についてはテンポラリ用のサーバーで今後は使用しない。
従って1号機についてはそのまま放置し、2号機のみノード接続前に戻す事にした。
corosync及びpve-clusterサービスを停止する。
systemctl stop pve-cluster systemctl stop corosync
クラスタファイルシステムをローカルノードで開始する。
pmxcfs -l
corosyncの設定ファイルを削除する。
rm /etc/pve/corosync.conf
rm -r /etc/corosync/*
ファイルシステムを再び起動する。
killall pmxcfs
systemctl start pve-cluster
以上の作業でクラスタ情報は初期化され、データセンター配下も2号機のみの表示となる。
まとめ
クラスタ作成やクラスタ参加はGUIで簡単にできるが、削除は今回のように手動作業となる。
(メニュー化してあれば楽なのだが・・・)
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