インスタンスが2~3日経過すると自動的に停止されている
openstack上でCentOS7のインスタンスを作成し、webサーバーを立ち上げてみました。
しばらく運用テストをする予定でしたが、必ず2~3日でインスタンスが停止されている状況でした。
各種ソフトウェアの更新をして再起動もしましたが、症状はかわりませんでした。
ログを確認
/var/log/nova/nova-compute.logを確認すると案の定、「Instance shutdown by itself」とありました。
具体的には以下のようなログです。
Instance shutdown by itself. Calling the stop API. Current vm_state: active, current task_state: None, original DB power_state: 1, current VM power_state: 4
原因
電源状態を監視して、不必要であれば自動的に電源を切断(インスタンスの停止)する設定が標準で有効になっていたのが原因でした。
webサーバーを24時間起動する事になるので、このような機能は不要です。
対策
設定ファイルを修正し、自動電源切断機能を無効にします。
/etc/nova/nova.confを編集し、
sync_power_state_interval=-1
とすれば完了です。
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