【Android開発】アプリ更新でapkをアップロード時、フィンガープリントが異なるエラーが発生

ソフトウェア全般

はじめに

Androidアプリのapk作成後、更新時のアップロードに失敗しました。
エラーは前回作成したapkと今回作成したapkのフィンガープリントが、異なるという内容です。
apk作成時の使用しているkeystoreが、前回と今回で違うというのが原因みたいです。
ちなみにこのアプリは、複数PC、複数拠点でメンテナンスしていた為か、keystoreのファイルが何種類も存在していました。

エラー状況

既存APKと今回アップロードしたAPKのフィンガープリントを表示してくれます。
問題解決には、既存APKのフィンガープリント同じkeystoreのファイルを探す事が必要です。

既存のフィンガープリントと同じkeystoreはどれか

keystoreのファイル名から、作成日付、更新日付ごとに集めると7ファイルありました。
1つずつフィンガープリントを調査します。
以下のコマンドでフィンガープリントは確認できます。

keytool -list -v -keystore [keystoreのファイル名]

実行すると以下のような結果になります。
赤枠で囲まれた部分が既存APKのフィンガープリントが合致すれば、そのファイルが既存APKの作成時に使用されたkeystoreという事になります。

まとめ

keystoreを紛失すると、アプリは更新できなくなってしまいます。
更新できなくなると、新規登録で行うしか手段がなくなってしまいます。
そのような場合のアプリ公開は、旧アプリを非公開後に新規アプリを公開するという全く別アプリの登録となってしまいます。

keystoreファイルは一元管理すると共に、バックアップは必須です。
keystoreを使用しない公開方法もあるので、今後はそちらも検討していく必要がありそうです。

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