[レビュー]スマホで自宅の鍵を開けるQrio Smart Lockを1年使用して・・・

ガジェット

購入の目的

特にスマートロックは元々興味があり、他メーカーの商品も一通り調査していました。
ところが他メーカーも含め、結局どれもスマートホンの操作が必要。
私が欲しい機能として、スマートホンの操作なしに近づけば自動開錠してくれる機能。
当初QrioSmartLockの発表時には、そんな機能も無く購買対象には入らなかった。
ところが発売に近づいたある日、何気なくホームページを眺めていたらQrioSmartLockにベータ版でありながらも手ぶら機能が搭載されると記述があった。

その手ぶら機能の一言で、即2台予約をしたのが1年以上前の話。
2台購入した理由は単純に、自宅の玄関がダブルロックだった為です。

開錠/施錠

スマートホンのアプリの起動で自動的にBluetoothがOnになります。
開錠や施錠は、発売当初はスワイプ動作という非常に使いにくいものでした。
短いスワイプではダメで、きちんと端までスワイプする必要があり何度もスワイプしないといけない事も・・・
しかも、スワイプから結構な時間待たされて開錠/施錠されストレスがたまっていました。

現在のアプリからの開錠/施錠操作は長押しに変更されており、非常に操作しやすいものへと変更され、開錠速度も随時ファームウェアのアップデートで改善されています。

手ぶら機能

登録されたスマートホンがQrioSmartLockの数メートル付近へ来れば自動的に開錠をしてくれる機能です。
自動的に施錠をしてくれるオートロック機能もありますが、誤って鍵も持たずスマートホンも持たずに外出してしまったら大変です。
家に入れなくなります。

思っていた通り、この機能があれば楽です。
スマートホンを出す必要も無く、鍵も出す必要も無く、両手がふさがっている時でもドアの近くに来れば自動的に開錠してくれます。
但し、注意も必要です。
知らずに勝手に開錠するパターンがある事を知っておかないといけません。
通常、外出先から→ドア付近へ→開錠でいいのですが、家の中で→ドア付近→開錠になる事もあります。
更に玄関が1階でも、2階でドア付近→開錠になる事もあります。

この場合、2階が寝室だったら最悪です。
開錠したまま気づかずに朝を迎えてしまいます。
手ぶら開錠した場合はプッシュ通知が届くのですが、気づかない場合もあるので屋内にいる時はBluetoothをOffにしています。
このあたりは、自動開錠→施錠→Bluetoothを自動的にOffというようになれば解決するのですが・・・

手ぶら機能を使用する場合は位置情報を登録するのですが、この位置をもう少しドアから屋外方向へ離れて調整すれば屋内開錠は解決するかもしれません。
まだベータ機能なので、今後のアップデートに期待します。

ダブルロック

自宅の玄関ドアはダブルロック仕様なので、QrioSmartLockも購入当初から2個準備しました。
2個つけた場合はそれぞれにQrioSmartLockの開錠/施錠も可能ですが、1回の操作で2個同時に開錠/施錠も設定により可能です。
以下の動画は、2個設置した場合の動作です。(この時のファームウェアは1.2です)

 

(再生されない場合は、ファイルをダウンロードをクリックしてください)

これ、かなり遅いですよね?
使い物になりません。
結局、現在使用しているのは1個のみです。
最新のファームウェアでは試していませんが、後日試してみます。

電池

QrioSmartLockのバッテリーは、SIDEAとSIDEBの2系統でそれぞれ2個のバッテリーが搭載可能です。
最低SIDEAかSIDEBのどちらかに電池を2個入れていれば動作可能ですが、電池切れの時のバックアップ用として準備されています。

約1年でSIDEAの2個、電池切れが発生しました。
電池4本挿入で600日連続利用可能(理論値)とあるので、それに近い状態です。

交換電池はこちらです。

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設置時の両面テープ

QrioSmartLockはドアへ、強力な両面テープで設置します。
しかし、1年程度で剝がれてきました。
サムターンを下側へ取り付けているので、両面テープの接地面は上側になります。
サムターン側が押されてなのか、接地面上側から徐々に剥がれてきました。
サムターン側にも少し、両面テープが張れるような接地面があればいいのではないでしょうか。
また今後、サムターンを上側にするとどうなるか試してみます。

今回両面テープを購入したのはこちら・・・

細いですが、2列にして使用すると大きさが丁度いいです。

まとめ

ダブルロックの動作が遅く実用に耐えないのが残念ですが、手ぶら機能はベータ版とはいえかなり便利です。
手ぶら機能を使わない場合は「スマホを出す→アプリを表示→長押し」という操作になり、実際には鍵を出して開ける方が早いです。
施錠についても「スマホを出す→アプリを表示→長押し」になるので、現在は物理鍵を使用して施錠しています。
ほとんど開錠のてぶら機能だけ使用している感じですが、今後は家族や親せきなどの鍵の共有にも使用していきたいと思います。

ファームウェアやアプリも随時更新されているので、今後のアップデートにも期待です。
もうすぐQrioSmartLockを遠隔操作するQrioHubも発売されるので、購入してレポートします。

(追加)
この後すぐにQrioHubを購入し、レポートしています。

2019/7/16 追記
Qrioも新製品が出ている為、旧機種がかなりお買い得になっています。

また、他メーカーでもこの手の商品がたくさん増えてきました。

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