はじめに
寒い季節にバイクに乗る場合、手の冷えは本当に辛いものです。
バイクにはグリップヒーターとナックルカウルをつけて防寒もしているのですが、それでも手が冷たくなる時期があります。
そこで今回は、電熱グローブを試してみる事にしました。
その名の通りグローブ内に電熱線が入っており、電気を使用して電熱線が温められるというものです。
製品選定
Amazonで電熱グローブを探すと、本当にいろんな種類、いろんな価格帯のものが出てきます。
電源タイプもいろいろとありそうです。
・バッテリー充電式
・有線接続式
・乾電池式
バッテリー式は、バッテリーの老朽化時の交換を考えると除外。
有線式は、バイクに取っては線が危険になる可能性もあるので除外。
乾電池式は、乾電池代が必要になるのですが、エネループを利用して使用する前に充電する運用でなんとかなりそうです。
というわけで乾電池式に絞り、追加の条件として、防水、温度調整できるもの。
そして初めての電熱グローブで失敗する可能性もあるので、なるべく安価なものを探しました。
準備
商品が到着して早速装着してみました。
「え?これスキーのグローブやん?」
というのが第一印象。
果たしてこの分厚いグローブで、レバーやウィンカーの操作はできるのか不安になってきました。
電源は電池ボックス、片側で単三電池3本が必要です。
両側で6本も乾電池が必要です。
電池ボックスには、スイッチが付いています。
このスイッチをオンにするだけでは温まらず、グローブ側のスイッチオンで温めが開始されます。
電池ボックスは、収納ポケット内の配線を接続します。
接続後、ポケットに電池ボックスを入れファスナーを閉めて完了です。
使用感
片側でも単三電池が3本入っているので、ずっしりと重く更に分厚いです。
このグローブはバイク操作は大丈夫なのか?
長時間の運転でこの重さは疲れないのか?
かなり心配です。
グローブ側のスイッチを、3秒の長押しで温め開始です。
すぐに温まるのがわかります。
装着してバイクで試走しますが、しばらくしても分厚いのと電熱線のおかげで全く手は冷たくなりません。
しかし、この分厚さ・・・
慣れるまでに多少時間がかかりそうですが、なんとか問題無さそうです。
まとめ
グローブの感覚を大事にする方は、このグローブの分厚さは好ましく無いと思うのでおすすめはできません。
更に長距離、長時間運転する場合は、この乾電池の重さは懸念されます。
操作性や重さよりも、とりあえず手の冷えを防止したい人にはいいと思います。
今回はエネループで使用してみましたが、高温設定で約4時間しか持ちませんでした。
通常の乾電池に比べて電圧が低いのと、エネループの老化の影響で持続時間が短くなっていたのかもしれません。
こまめに手の甲のスイッチをオフにする事も、長時間使用する為には必要です。
バイク以外にもスキーやキャンプにも使え、この価格なら使い捨ての感覚でも十分な気がする商品です。
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