Ubuntuのキャッシュクリア方法

Linux

物理メモリの空きが、極端に少なくなっていました。
原因を調べるとほとんどがキャッシュで確保されており、スワップ使用量も少なく利用可能メモリも十分あるので全く問題ありません。

もし利用可能メモリが少なくなりスワップ使用量が多い場合には、一度キャッシュをクリアして様子見が必要です。

メモリキャッシュ削除

まずはfreeコマンドで状況の把握です。

free -h

使用済みのメモリ、スワップ、利用可能メモリを見ます。

キャッシュをクリアする場合は、

sudo sync && sudo sysctl -w vm.drop_caches=1

最後の数字のパラメータは、
1=ページキャッシュ解放
2=dentry、inode 解放
3=上記1,2両方

まとめ

PCの挙動がいつもと違う、スワップが大量に消費されてたり、「使用可能メモリ:ほぼ無」みたいな状況でもない限り、キャッシュクリアは不要です。

「とりあえずキャッシュ消しとこ!」ってやると、OSのパフォーマンスが落ちることも懸念されます。

なんでもかんでも消せばいいってもんじゃない!
異常がないなら、OSの神采配にお任せしましょう。
無理に手を出すと・・・メモリに呪われるかもしれません!w

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