はじめに
WordPress上にStripeを使用した決済サイトを作成する場合、Woocommerce等のショッピングカートを使用してStripeゲートウェイで決済する方法とStripePaymentsを使用して決済する方法があります。
どのような違いがあるのか、少し見てみたいと思います。
比較
StripePaymentsとショッピングカードWoocommerceを使用した場合について、主な項目で比較をしました。
ショッピングカート
StripePayments:StripePaymentsで決済し、ショッピングカートの使用も可能
Woocommerce:Stripeゲートウェイを使用して決済可能
配送の無い商品(ダウンロード等)
StripePayments:ダウンロード商品には対応していないが、住所入力不要には設定で可能
Woocommerce:バーチャルやダウンロード等はWoocommerceで対応可能だが、決済時の住所は入力必須。
入力不要にするには、カスタマイズが必要。
投げ銭
StripePayments:scriptにより設置可能
Woocommerce:カートを使用する事が前提
サブスクリプション
StripePayments:組み込みにより設置可能
Woocommerce:プラグインの導入で可能
まとめ
始めてStripeとWordpressを使用する方は混乱する所だと思い、比較してみました。
主な用途により使い分け、場合によっては両方使用する事も検討しましょう。
ショッピングカートを使用する事が前提なら、StripePaymentsを使用するのではなくWoocommerce等の何らかのカートシステムを使用する事をおすすめします。
StripeからSquareなどの別決済システムへの変更が発生した場合、カートシステムを使用していれば移行しやすい事が理由です。
決済システムは今後も変化が起きる事を前提に、フレキシブルに対応できるように準備しておく事も大切です。
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